ホタル上陸観察会に参加しました

4月21日、武雄町・保養村周辺にて、観光事業者を対象としたホタルの観察会に参加しました。

本取り組みは、5月から運行が始まる「ホタル観賞バス」に先立ち、地域資源であるホタルについて理解を深めることを目的に実施されたものです。当日は約20名の関係者が集まり、ホタルの生態や生息環境について学びました。講師は、佐賀県立宇宙科学館で保養村周辺のホタル調査を行っている伊藤辰徳学芸員。保養村では、2014年から2016年頃には一晩で約800匹のホタルが確認されていましたが、現在では300〜400匹程度まで減少しているとのことです。その背景には、宅地開発や河川改修といった里山環境の変化に加え、近年の気候変動や自然災害の影響もあるとされています。

講義の後は、実際に保養村周辺の小川へ移動し、この時期に見られるホタルの幼虫の観察を行いました。幼虫は、さなぎになるため水中から陸へと上がる重要な時期を迎えており、その繊細な生態の一端に触れることができました。
私たち朝日I&Rグループ(朝日I&Rリトリート株式会社運営/OND PARK)は、Park-PFI事業者として、この保養村の貴重な自然環境をどのように守り、未来へつないでいくかを改めて考える機会となりました。ホタルが生息できる環境は、水質や周辺の里山環境、光環境など、さまざまな要素のバランスの上に成り立っています。観光資源として活用するだけでなく、その背景にある自然環境への理解と配慮が不可欠です。今後は、今回得た知見をもとに、来訪者の皆さまにもホタルの魅力とともに、その環境の大切さを伝えていけるような取り組みを進め、地域の自然と調和した持続可能な場づくりを目指し、引き続き活動してまいります。